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司法修習生に対する給費制維持か、弁護士人口激増ストップか

■弁護士ブログ , 弁護士会

2010.05.28

 本日、名古屋で開催された、日弁連の定期総会に参加してきた。
 本人出席でも、600~700人ほど来ていたそうで、
例年よりも多いような雰囲気だった。

 日弁連総会では、司法修習生に対する給費制維持と、
法科大学院生に対する経済的支援を求める決議が、なされた。
 事務所の松本弁護士(ページの真ん中辺り)は法科大学院出身者である。
日弁連総会でも、おそらく法科大学院出身者だと思うが、
法科大学院で何百万の借金を抱えながら(平均層は400万~700万)も勉学に励み、
合格率も高くない司法試験にようやく合格したのに、
さらにその後、法曹として活動するために義務づけられている司法修習において、
これまでの給費制が廃止され、貸与制が始まろうとしていることに対して、
痛切な思いが語られていた。

 貸与制が始まると、法科大学院から通算して、
平均、600万くらい、最大1500万くらいの借金を抱えることになる。

 こんなんじゃ、金持ちの子供くらいしか弁護士になれない。

 ちなみに先日、佐賀県弁護士会でも同種決議がなされた記事はこちら

 ところで、本日の日弁連定期総会において、給費制維持等の決議に対しても、
決議に反対する討論が多数行われた。

 皆さん、同根だと思われるが、
宇都宮会長は、弁護士人口の激増ストップ、合格者3000人ではなく、1500人にする、
と言って選挙戦を戦い、それで日弁連会長になったのに、
最初の定期総会で、弁護士人口の激増ストップを決議に盛り込まないのはおかしい、
1500人にすべきだと一言も書かれていないのはおかしい、
宇都宮執行部は、これまでの執行部と結局同じだー!!という討論だった。

 反対意見の方々の話はうまいし、しかも結構面白く、
率直に共感できる意見があったことも事実ではあるが、
しかし、だからといって、
「給費制維持や経済的支援の決議に反対」っていうことには、ならんよね。

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