薬指

-江頭ブログ , ■弁護士ブログ

2018.04.21

こんにちは,弁護士の江頭です。

 

私は,何かを発信するということがほとほと苦手なようで,このブログを書くときにはいつも,何を書くか,ということで頭を悩ませてしまいます。

今回はその極みにあったということでご容赦いただきたいのですが・・・みなさん,突然ですが,なぜ中指と小指の間の指を「薬指」というかご存知ですか?

それ以外の指は,親指,人差し指,中指,小指というわけで,それぞれ,一番太く親っぽいから,人を指すときに使うから,真ん中にあるから,一番小さいから,ということで,そう呼称されていることも納得で,すっと胎に落ちてきます。

けれど,薬指・・・全くピンと来ません。

なので,広辞苑を調べてみました。

 

薬指: 薬を溶かすとき,主にこの指を用いることからいう

 

いや,用いないし。溶かすとしても割り箸とか使うし。
広辞苑も大したことないな,などと思いながら,
それでは,海外ではなんと言われているのか,という点が気になったので,和英辞典を調べてみました。

 

薬指: ring finger(リングフィンガー)

 

結婚指輪をつける指だからリングフィンガーというわけですね。
まだ薬云々よりはマシですが,右手の薬指は結婚指輪つけないし,指輪指というのも語呂が悪いし,ということでベストという気はしません。

 

じゃあベストは何か。中指と小指の間の指を何と呼んであげると,誰からの反論も寄せ付けない,完璧な呼び方となるのか。

考えてみましたが,難しいものですね。

 

自分でも,よくこんなどうでもいいようなことをこんなに長々と書いたなと恥ずかしく思うのですが,実は,こういった作業は法律を作るときや,辞書を編纂するときには当たり前に行われている作業なんです。

 

例えば,道路交通法には,「自転車 ペダル又はハンド・クランクを用い,かつ,人の力により運転する二輪以上の車(省略)であって,身体障害者用の車いす,歩行補助車等及び小児用の車以外のもの(省略)をいう」ということで,道交法上の自転車とは何か,ということが書かれた規定があります(道路交通法2条1項2号)。

道路交通法を作成するにあたり,「あの自転車と呼ばれているあれ。あれを何と呼んであげるといいかね?」という会話が偉い人たちの間でされたんでしょうね。そこでの議論の成果が上の規定ということになるわけですが,当たり前に自転車,自転車といっている自転車もしっかりと定義づけようとするとこんな難解な言葉になってしまうんですね。

なかなか難しい作業のように思え,薬指すら満足に定義付けれない私には,到底担当できない作業ですね。

 

以上,最後まで読んでいただき,ありがとうございました。

 

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