弁護士ブログ

親権者争いの処理方針

■弁護士ブログ , 家事

2011.06.10

 弁護士事務所を開業してから、現在14年目。
 開業したときから、継続的に相談や依頼が多いのが、離婚事件だ。

 その中でも、親権者争いの事件は非常に多い。
 
 現状、子供が相手方にいるけれども、何とか親権を勝ち取りたい親。
 現状、子供はこちらにいるけれども、親権を確保できるのか心配する親。
 
 親の経済力とか、有責性などが、親権者争いに影響することはあるが、実際はそれよりも、
小さい子供に対する母性優先の原則、とか、
継続性の原則(要するに現状維持の原則)、
などが重視される傾向にあるのも事実だ。

 面接交渉も、やはりもめる事案は多い。
 事実上子供を育てていない側の親に、定期的に面接交渉の機会を保障してあげれば、その親も親権は取れなくてもたまに会えればよい、と思えるかもしれないのに、何かしらか理由をつけて、子供と会わせてくれない親。その結果、親権者争いが泥沼化し、子供たちに生育にも悪影響。
 結局は、頑なな感情的な対応が、結果として自分に跳ね返ってくることになるのに、自分の感情で突っ走ってしまう。
 一番の被害者は子供である。

 依頼人である親の意向はもちろん尊重するけれども、子供のために最善の解決は何か、を探求しながら活動して(時には依頼人を説得して)いきたい。

 そして、そのような活動を達せられれば、形式的には負けてしまったとしても、いつかは子供たちが分かってくれるときが来るはずだ。

 
 

問題解決に向けて、全力を尽くします。まずはお気軽にお悩みをお聞かせください。

  • お電話でのお問合せはこちら
  • メールでのご相談はこちら