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司法修習生の給費制シンポジウム・in佐賀part1(布川事件の桜井さん・杉山さん)

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2011.07.23

 昨日,佐賀県弁護士会主催でメートプラザ佐賀で行われた,
司法修習生の給費制維持について考えるシンポジウムに,
参加しました。
 
 現在,うちの事務所にも,司法修習生が研修に来ていることもあり,
司法修習生や事務職員ら,総勢6名で参加しました。

 最初に,刑事事件の再審無罪判決(えん罪)を勝ち取られた,
布川事件の当事者である桜井さん・杉山さん,
お二人のドキュメンタリー映画(ショージとタカオ)を撮影した,
井手洋子監督らによる,インタビュー形式の報告がありました。

 20歳・21歳で捕まり,獄中で暮らし,釈放されるまで,29年間,
さらに仮釈放後に,再審無罪判決を勝ち取るまで,14年間,
人生の半分以上を,冤罪(えんざい=無実の罪で罰せられること)で過ごしてきたお二人。

 お二人の生の話を聞くのは,昨年10月以来となりますが,
(平成22年10月に,盛岡で行われた日弁連人権大会の記事はこちら
今回は,前回以上に,お二人の話を身近に感じました。

桜井昌司さんは,前回よりもさらにポイントをついた,分かりやすい話をしてくれました。
 国が,国民の安全を守るために,警察や自衛隊を養成するのと同じように,
 国が,国民の安心を守るために,法曹を養成するのは,国の義務でしょう!!

杉山卓男さんは,独特の語り口で,自らの冤罪事件を踏まえ,
 ①取り調べの可視化,②証拠開示,③代用監獄の廃止,の大切さを訴え,
 献身的に再審無罪判決までを導いてくれた,弁護団に感謝の気持ちを述べられていました。

 参加された司法修習生や事務職員も,感ずるところがあったようです。

 なお,本日(平成23年7月23日(土)午後2時,及び午後6時から,
佐賀県鹿島市の「エイブルホール」にて,
井手洋子監督によるドキュメンタリー映画「ショージとタカオ」が,
上映されますので,興味のある方は是非,ご参加下さい。 

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