弁護士ブログ

負けた事件でこそ,評価される弁護士になれ!

■弁護士ブログ , スキル・思考法

2013.01.20

 前回,負けてしまったら,言い訳をしない!ということを投稿した。

 しかし,実際問題として,どんなに弁護士が最高のスキルを持って,最高の代理人活動をおこなったとしても,負けてしまう,つまり依頼人の希望した結論にはならない事件が,存在する。

 そのときに,依頼人からどう評価されるかが問題だ。

 弁護士側は一生懸命やったと思っていても,それが依頼人に伝わっていなければ,自己満足でしかない。

 弁護士の方は,その都度依頼人に事案の弱点について報告をし,理解をしてもらっているつもりだった。
 依頼人は,弁護士からの報告を受けて,事件が進んでいるということは理解できたが,難しい用語を使って早口でしゃべるため,中身は理解せずに相槌を打っていた。あるいは,弁護士から「負けるおそれがあるから和解しましょう。」と言われた時も,生の体験者として,自分が負ける訳がない,裁判所が正しく判断してくれるはずだ,との思いから,拒絶してしまっていた。

 このような展開では,依頼人は全く納得しないはずだ。

どんなに最善を尽くしているつもりでも,十分に依頼人に説明しているつもりでも,依頼人を基準にして,理解・納得してもらっていなければ,その表面的な説明は全く無意味だ。

 負けた事件でこそ,「負けはしましたが,先生には大変一生懸命やってもらったし,今回の結論を人生の糧として頑張っていきたい。」と言ってもらえる活動をする。

負けた事件で高い評価をしてもらう

 これこそが,弁護士業務の醍醐味ではなかろうか。

問題解決に向けて、全力を尽くします。まずはお気軽にお悩みをお聞かせください。

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