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時間外労働・休日労働5

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2013.08.09

前回は,時間外労働をした場合の労働基準法上の割増賃金の計算方法についてお話しました。
(前回)
時間外労働・休日労働4

今回は,労働基準法上の割増賃金の計算方法である
賃金の時間単価 × 割増率 × 時間外労働時間
のうち,「賃金の時間単価」の計算方法についてお話しようと思います。

「賃金の時間単価」は,(月によって定められた賃金の場合)
1カ月の所定賃金 ÷ 1カ月の所定労働時間数
という計算式で算定します。

では,「1カ月の所定賃金」とはいかなる範囲の賃金を指すのでしょうか?
一口に「賃金」といっても,基本給のほか,さまざまな手当もつきますよね。

結論としては,「賃金の時間単価」算定の基礎となる「1カ月の所定賃金」からは,
次のものは除外されます。

・家族手当
・通勤手当
・別居手当
・子女教育手当
・住宅手当
・臨時に支払われた賃金
・1カ月を超える期間ごとに支払われる賃金

このことは,労働基準法37条4項,労働基準法規則21条により定められています。

次回,もう少し詳しくお話ししたいと思います。

暑い日が続きますが,どうぞご自愛ください。

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