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韓国・蔚山(ウルサン)弁護士会との交流会 Part1―蔚山地方法院訪問(IT化の進んだ韓国)

-桑原ブログ , ■弁護士ブログ , 弁護士会

2013.12.06

 先日,お隣の国韓国の,蔚山弁護士会との交流会に,佐賀県弁護士会会長として,参加してきました。

 現代自動車などで有名な現代グループが本拠を置くことで,年々発展してきた,韓国南西部の工業都市で,蔚山広域市の人口も140万人近くに達しているそうです。

 さて,今回の公式交流,最初に蔚山弁護士会館を訪ね,懐かしい先生方の顔を拝見した後,蔚山地方法院(裁判所のこと)を訪ね,法院所長の所長室まで招き入れていただき,所長と直々にご挨拶を致しました。

 拡大する訴訟件数に現在の庁舎では対応しきれないため,現在隣の広大な敷地に,新しい裁判所を建設中とのこと。
 
 現在の裁判所庁舎の屋上に挙げていただき,撮影。

 右が裁判所,左の同じ高さで張り合っているのが検察庁です。

 佐賀地方裁判所が,建て替えではなく,耐震補強工事だけで終わってしまったのと対照的です。

 その後,広報担当裁判官の誘導により,韓国の裁判所の庁内を案内いただきました。

 驚いたのは,韓国ではオンラインでの訴訟手続が日本よりもはるかに進んでいる,ということです。
日本でも,支払督促など,ごくわずかな手続きにおいて,オンライン申請が認められ始めていますが,韓国ではあらゆる民事訴訟がオンライン申請可能とのこと。

 また,民事事件の受付も,日本の裁判所の部屋が廊下と区切られ,扉も閉じられた閉鎖的な受付窓口と異なり,市役所の戸籍係のようなオープンで開放的な受付窓口となっていました。

 蔚山地方法院の前で一枚。

 IT環境普及率が日本よりも進んでいる国,韓国。

 司法予算も日本よりはるかに充実している国,韓国。

 司法制度においては,日本は完全に韓国に遅れを取っている,と感じざるを得ません。

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