高齢者向け電話無料相談のあり方
本日、日弁の高齢社会対策本部主催の、標準事業案意見交換会に参加しました。
標準事業案とは、各単位会における、高齢者向け法律相談事業(標準事業案)のあり方を、全国にくまなく浸透させようという試みであり、まだ全国的には一般的と言えない弁護士会による無料電話相談や出張相談、福祉関係者のための無料法律相談などについて、発表及び意見交換を行いました。
電話相談には、高齢者の方々のアクセス障害を改善し、来館相談や出張相談への選別を行い、また弁護士会の敷居の高さを取り除くなどのメリットがあります。むろん、弁護士会の有料法律相談事業がますます赤字化してしまうとか、電話では必ずしも責任ある回答ができないとか、リピーターによる電話相談を防ぐ有効な手立てがない、などの弊害も考えられますが、これらは運用次第ともいえますので、個人的にはデメリットとはいえないと考えています。本日の意見交換会でも、電話相談に対して、反対の立場からの意見はほとんど出ませんでした。
既にモデル事業として、電話相談や出張相談が実施された鳥取・福島・筑後・北海道・愛知などの単位会からの発表などを聞いていますと、小規模単位会ほど、やはり人材不足、予算不足、相談件数の恒常性などに難があることが、本日の意見交換会で改めて浮き彫りになりました。
佐賀県弁護士会では、電話相談はクイック相談・ナイター相談として、既に無料電話相談を週2回実施していますので、これに加えて高齢者専門電話相談をもうけるべきかどうかを議論すれば足りるのですが、クイック相談やナイター相談は、電話が鳴りっぱなしでつながりにくいとの声があることや、必ずしも高齢者問題に精通した弁護士が対応していないなどの問題もあるので、これらとは別枠で、高齢者向け電話相談をやる意義はあるのではないでしょうか。
なお会場発言で、実は宮崎県でも2,3年前から、いわゆる週1回夜間の無料電話相談をやっている(相談内容や相談者の属性に限定なし)との報告がありました。九州では、福岡市の他佐賀県くらいしかやっていないと思っていましたが、それぞれの単位会が独自に努力しているのですね。
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事務職員能力認定試験
現在、日本弁護士連合会の主催で、法律事務所の事務職員の能力認定試験および研修会が行われています。
これは、
「法律事務所に勤務する事務職員が弁護士業務を補助するために必要な知識・技能を習得し,
その能力を向上させることによって法律事務所の事務処理能力を高め,
ひいては市民に対してより充実した法的サービスの提供を図ろうとする」
ためのものです。
2010年度事務職員能力認定制度に基づく研修会~受講者募集のお知らせ~より
法律事務所に通算して2年以上勤務する事務職員に研修の受講資格があり、
この研修全8回のうち、6回(但し2008年度の研修は5回)以上、研修を受講すれば、
認定試験の受験資格が与えられます。
ということで、2009年度の研修会を受講して、第2回事務職員能力認定試験にチャレンジしてみました。
(中央研修会(東京の弁護士会館講堂「クレオ」での研修)には参加できませんでしたので、
その模様を撮影したDVDによる研修を佐賀県弁護士会で受けました。)
結果は、無事に合格できました。

(第2回事務職員能力認定試験【合格発表】)
試験自体、かなり久しぶりでしたので、
かなり緊張していましたが、
普段では、なかなか味わえないものでしたし、
少しはレベルアップができたのではないかと思います。
今後も、このような機会があれば、積極的にチャレンジして、
レベルアップしていければと思います。
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キャパシティを広げよう!!
子供達がサッカー部に入っています。
試合に負け、ダラダラ動いていたことなどで、叱られたそうです。
子供達を見ていると、キャパシティの狭さを再認識させられます。
子供達は子供達で、やりたいことがいっぱいあるけど、やらなければならないこともいっぱいある。
しかし、要領が悪いので、やりたいことをやっていると、やらなければならないことがおろそかになる。
その結果、部屋は散らかすし、汚すし、宿題はしないしで、こっちはキリキリしてきます。
まずは、やりたいことではなくて、やらなければならないことを終わらせてからだー!!
と言ってみたところで、油断をすると、やらなければならないこと中途半端のまま、好き勝手やってる。
幼児のころは、好きなことをやらせていればよかった部分も多かったでしょうが、
小学校も高学年になってくると、さすがにやるべきこととは何か、真っ先に優先すべきことは何か、の線引きくらい、し始めて欲しいものです。
やるべきことをやってから、やりたいことがやれるようになると、人間としての幅というか、まさにキャパシティが、そこで広がります。
広がった人には広がったなりに、次のやらなければならないこと、が待ち受けています。
それをクリアすると、またキャパシティが広がるのです。
人間誰でも、自己中心的なものであり、自分のペースでしか行動をしないものでしょうが、そのままではキャパシティの広がりを得ることは不可能です。
私自身も、ここ数年、自分自身のキャパシティの広がり、というものについて意識して、行動するようになりましたが、そのような目で、私にやっぱり似ている子供達を見ていると、また自分自身の欠けているところ(自分も子供達と同じだった・・・)を認識して、改めてキャパシティを広げなくては、と思う今日このごろです。
毎日キャパシティを広げる活動をすることで、人は成長し続ける
私はこれが限界、と思ったら、そこで成長はストップしてしまう
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アジア太平洋フェスティバル福岡2010
三連休を利用して、
マリンメッセ福岡で開催された
アジア太平洋フェスティバル福岡2010
に行ってきました。
多種多様なアジア太平洋地域の魅力を味わえるとあって、
アジアが大好きな私は、テレビCMでこの情報を得た瞬間
「これは行かなきゃダメでしょ」
と、普段はなかなか見せない行動力で福岡に向かいました。
会場は、人、人、人、、、
いろんな国の人でごった返していました。

お目当ては、
アジア太平洋・九州屋台です!
やっぱり食べ物ですよねー。

ということで、各国それぞれの屋台から
三品ずつ料理が販売されているのですが、
なにしろ人が多すぎてどこも並ばなければならず、
どれにしようか、悩みに悩んで、ベトナム屋台の料理にしました。

揚げ春巻き、、、フォー、、、揚げエビのにんにく炒め、、、
激うまでした。
それから、私の大好きなタイ屋台にも並んで、

グリーンカレーもいただきました。
タイには5回ほど行ったことがありますが、
グリーンカレーを食べるのは初めてでした。
甘い!
ココナッツ!
んっ?カレーーーー(辛)!!
といった順番でいろんな味がきました。
普段食べない国のご飯を気軽に食べれるとは
とても楽しい体験ができました。
ほかにも、各国特有の雑貨が売られていたり、
観光情報を教えてもらえたり、
民族芸能のステージがあったり、
いろんなコーナーがあってとても賑わっていました。
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ドライブイン鳥
先日、伊万里市にある、ドライブイン鳥に行ってきました。
ドライブイン鳥というだけあって、ニワトリが出迎えてくれます。

ちょっと、リアルです。
また、皿もこんな感じになってます。

コッコ君です。
ここにくると必ずと言っていいほど、「とりめし」を注文します。

とりスープもおいしいです。
もちろん、やきとりも食べました。

焼き鳥というより、鳥肉メインの焼き肉って感じです。
今回は、わかどり、ネック、ぢどり、ついでにカルビ(牛)、をいただきました。
みなさんも、伊万里に行くことがあったら、ぜひ行ってみてください。
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ソフトヤミ金がはびこっている
平成22年9月16日、いわゆる「ソフトヤミ金」と言われるヤミ金グループが逮捕されたそうです。
ソフトヤミ金が9月16日に逮捕されたニュースは こちら や こちら
今回逮捕されたヤミ金グループは、正式に登録した貸金業者名で顧客を募集した上で、表向きの法定利息(年29.2%)とは異なる高金利で貸し付ける業者を紹介し(そこも同一グループ)、高金利の支払いに債務者が窮すると、別の貸主と見せかけて仲間を紹介して、グループ全体で暴利を貪っていたようであり、ここまでは今までのヤミ金と似た手口なのですが、強引な取立・追い込みをかけないというのがミソで、強引な取立をしない結果、
被害者は、警察や弁護士に相談することもしない
被害者が何かおかしい、これじゃ永遠に終わらない、と気付かない
ソフトヤミ金は長期間暴利を貪ることができる
皆さん、最高裁平成20年6月10日判決が判示しているとおり、ヤミ金から借りた超高金利の金は、実質的には、借りた瞬間返す必要がなくなることをご存じですか。
ヤミ金から借りた金は返さないのが世の中(他のヤミ金被害者)のため
ということを認識しましょう!!
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韓国訪問(蔚山編)
杉山です。
佐賀県弁護士会と韓国の蔚山(うるさん)弁護士会は姉妹関係にあります。
ってわけで,韓国に行ってきました。
自分にとっては初・韓国です。
なので,右も左もわかりませんでしたが,まぁなんとかなるだろうと,とりあえず他の先生方にくっついて行きました。
蔚山の街です。

夕食まで散策していましたが,思っていたよりもずっと大きい街でした。
人口は100万人以上で,佐賀よりずっと大きいのです。
天候が曇りのせいか,街全体がなんとなく薄暗い感じです。
北千住を思い出しました。
ロッテホテルの隣には観覧車なんかもあります。

ちなみに,釜山の街です。


ものすごい車の数です。
運転するのが怖い……。
それにしても,街中ハングル語だらけで,とにかく何が何だかわかりませんでした。
もう少し漢字や英語が多いかと思っていたのですが……。
次回訪問時には,少しは韓国語を話せたり,読めるようになっていたいと思います。
夕食は,蔚山の弁護士方と一緒に,焼肉でした。
夢中になりすぎて写真をすっかり忘れていました。
鯨編,食べ物編へと続きます。
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法科大学院→司法試験→司法修習→弁護士・・・現在の法曹養成制度の問題点
現在、弁護士となるには、通常、大学卒業→法科大学院→司法試験→司法修習→新人弁護士というルートを経由します。
私が司法試験に合格した平成7年は、法科大学院は存在しませんでした。
合格率2パーセント代の司法試験に受かるかどうか、受かれば天国落ちればまた来年、という感覚で、毎年受験勉強に励んでいました。
そのような、一発試験のいろいろな弊害をふまえて、法科大学院制度が始まりました。
平成8年から、私は佐賀での司法修習を、2年間受けました。
当時は、大学の奨学金債務がまるまる残っていたはずなので、おそらく200万円近くの借金を抱えていたんだと思いますが、公務員としての身分のある司法修習生として、給与をもらっていましたので、経済的に困窮することなく、充実した修習生活を送ることができました。
ところが、現在は司法修習はたった1年間しかありません。右も左も分からないまま、いきなり希望していない任地に飛ばされる修習生もいます。法科大学院で実務教育を受けてきているとの建前のもと、2年間あった修習期間が半分に削られてしまったのです。
しかも、今年11月より、給与制も廃止されて貸与制が実施されることになっているため、経済的にある程度恵まれた者しか、弁護士になれない可能性が高まっています。皆さんも、現在の仕事を捨てて、合格が保障もされていない司法試験(2010年の合格率は25.4%)を目指して、2,3年の法科大学院に行こうと思いますか?
法科大学院に行けば、大部分の人が司法試験に受かるとの制度設計も甘かった(講義を受けて卒業できれば合格できるほど、甘い簡単な試験ではないはず)と言わざるを得ませんし、法科大学院修了から5年以内に3回という受験制限があるために、司法試験に受からなかった人が一定数出ることは初めから分かっていた(2010年度試験で、806人がそうなってしまった模様)のに、その方達の将来のことをきちんと考えていなかった、ということも、現在露呈してしまっています。
民主党が司法修習生の給費制継続の方針を示したとの報道もありますが、貸与性の始まる今年11月までに間に合うのかどうか、業界では余談を許さない状況が続いています。
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ヤモリ
事務所が出来てすぐのころ、所長の部屋にヤモリがいました。

どこから入ってきたんだろうと思いつつ、そっと捕まえて外に逃がしてあげました。
それから、9か月。
そいつがまた現れました!

幼さが抜けて、若干、成長しているような気がします。
ヤモリは、漢字で、「守宮」あるいは「家守」と書き、むかしから家を守るとされているようなので、事務所で飼っていきたいと思います。(とは言え、勝手に住みついているだけですが。)
名前は、方言の「かべちょろ」から「チョロ」にしました。
また、見かけたら報告したいと思います。
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2010年・新司法試験最終合格者発表(九州地区法科大学院の未来)
平成22年9月9日に、法科大学院修了者を対象とする2010年の新司法試験の最終合格者が発表されました。
受験者数8163人、合格者数2074人、合格率は25.4%(法務省のページ)。
この合格率は、制度設計当初想定していた合格率からすると、ずうっと低い数字です。
大学別のランキングもいろいろと載っていますが、合格者数0人の姫路獨協大学法科大学院や鹿児島大学法科大学院のほか、数十人単位で受験しているのに合格者数が1ケタ台の33大学は、今後どうなっていくのでしょうか。姫路獨協大学法科大学院は、2011年度の法科大学院の学生募集を停止し、廃校することを決定しているところですが、他の大学もこれと同様の結果となってしまうおそれが、今年の試験結果でさらに現実実が増した訳です。
全国74の法科大学院中、九州・沖縄地区に存在する法科大学院は7つです(合格者数の多い順)。
| 受験者数 | 合格者数 | 合格率 | |
| 九州大学法科大学院 | 175 | 46 | 26.3% |
| 福岡大学法科大学院 | 36 | 8 | 22.2% |
| 西南学院大学法科大学院 | 72 | 8 | 11.1% |
| 熊本大学法科大学院 | 34 | 7 | 20.6% |
| 久留米大学法科大学院 | 51 | 6 | 11.8% |
| 琉球大学法科大学院 | 38 | 5 | 13.2% |
| 鹿児島大学法科大学院 | 31 | 0 | 0.0% |
かろうじて、九州大学だけは全国平均を若干上回ったものの、他大学はすべて全国平均以下となってしまっています。
法科大学院で頑張って司法試験を目指そうと思う学生は、当然、合格者数や合格率が高い法科大学院に入りたがるはずです。その結果、今後ますます、合格者数が多く合格率が高い法科大学院に、実力の高い学生が集中します。結果として合格者数が少なく合格率が低い法科大学院には、優秀な学生が集まらなくなり、その後ますます合格者数が減り合格率も下がる、という負のスパイラルに陥っていくでしょう。
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