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少額訴訟の活用

通常の民事訴訟ではなく、少額訴訟というものをご存知でしょうか。

少額訴訟とは

① 主請求の訴額が60万円以下金銭支払請求事件
② 原則として1回の期日で審理を終了し、即日判決の言渡しをする
簡易裁判所の訴訟手続

少額訴訟には、大きく①から④の特徴があります。

① 迅速かつ効果的な判決

少額訴訟は、通常の民事訴訟と比較し、迅速かつ効果的な解決を求めていますので、一期日審理及び即日判決が原則とされています(民事訴訟法370条1項、374条1項)
また、証拠調べについては、即時に取り調べられるものに限られています(民事訴訟法371条)

② 柔軟な判決内容

効果的な解決という点で、判決にも特色があります。

民事訴訟では、判決が出た場合、一括での支払いを命じられることが通常ですが、少額訴訟では、判決の言渡しの日から3年を超えない範囲内において、① 支払時期の定め、② 分割払いの定め、又はこれと併せて③ これらの定めに従って支払いをしたときは訴え提起後の遅延損害金の支払義務を免除する定めをすることができるとされています(民事訴訟法375条1項)

③ 民事訴訟手続きへの移行

簡易迅速な審理について、被告として同意できない場合には、通常手続への移行を求める申述を行うことができます(民事訴訟法373条1項)。それにより、通常の民事訴訟手続に移行します。

④ 異議の申立てができる

判決について不服があれば、2週間以内に異議を申し立てることができます(民事訴訟法378条1項)
その場合、少額異議訴訟となりますが、少額異議訴訟の判決は、言渡しと同時に確定しますので、これに対して不服申立てをすることは原則としてできません(民事訴訟法380条1項)

まとめ

通常訴訟に比べて、簡易な点もありますが、通常訴訟と同様に、裁判所の手続きであり、利用には十分な検討と対応が必要です。実際に利用を検討する場合には、ぜひご相談ください。

 

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