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弁護士・スタッフブログ / コラム

2016.09.07 / 桑原ブログ

平成28年・司法試験の合格者発表

桑原です。

平成28年9月6日,平成28年度の司法試験の合格者発表がありました。

法務省のページ

合格者数や,合格者の状況が報告されているページ

昨年より1000人以上少ない6899人が受験し,ここ10年間では最低人数となる1583人が合格しました。
合格率としては,22.94%と,これまた低水準を維持したままです。

これまでも何度か,九州地域における法科大学院の危機を投稿してきましたが,今年度も九州地域の法科大学院は振るいませんでした。

法科大学院別の合格者が報告されているページ

平成28年 九州・法科大学院別合格者数等
       ↓

大学名
受験者数 合格者数 合格率
九州大学法科大学院   137    36  26.2%
福岡大学法科大学院    47     6  12.7%
西南学院大学法科大学院    40     4  10.0%
久留米大学法科大学院    24     0   0.0%
熊本大学法科大学院    34     4  11.7%
鹿児島大学法科大学院    24     1   4.1%
琉球大学法科大学院    38     2   5.2%

       ↑
合格者10名超えも,合格率全国平均をかろうじて上回ったのも,九州大学のみ。

国庫からの補助金の打ち切り等もあって,法科大学院の新規入学をすでに停止している久留米大学(平成27年より),鹿児島大学(平成27年より),熊本大学(平成28年より)をはじめ,他の法科大学院の運営状況は,どこも厳しい状況が続いていますが,今回の合格者数の減少や合格率の減少は,さらに法科大学院への入学者減少を促すことになるのでしょう。

平成16年から始まった司法制度改革のひずみ・大学や弁護士業界にも巻き起こった混乱は,今後もまだまだ続いていくものと予想されます。

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