公開日:2017.09.09
契約締結上の注意点 ~個人間での契約について~
法律コラム
皆さんは、契約を締結する際に、きちんと書面を取り交わしていますか?
企業と契約をする際には、基本的に契約書を交わしていることでしょう。日常生活では、携帯電話の契約などがありますね。
しかし、個人間での契約(お金の貸し借りなど)では、きちんと契約書を交わしているでしょうか?
契約書がない場合、裁判所は、契約の存在を認めてくれません。
もっとも、契約に至るまでのメールのやりとりや、契約後の返還に関わる会話の録音などから、例外的に契約の存在を認めてくれる場合もあります。
しかし、裁判所はそんなに甘くはないので、契約書は必ず取り交わすべきです。
契約書を作成した場合は、事前に、必ず弁護士に見てもらうようにしましょう。
せっかく作成しても、裁判で勝てなければ意味がありません。多少の費用はかかるかもしれませんが、後々の費用や労力を考えると、微々たるものだと思います。
そのほか、金銭関係の契約であれば、相手からの回収の可能性も相談すべきです。
例えば、貸金の場合、その時点でお金がないから貸してほしいと言ってくるわけで、相手に返す能力がどれだけあるのか.保証人を立ててもらうべきではないか、など慎重に吟味しましょう。
その他にも、お金の動きは証拠に残す(現金手渡しではなく振り込む)など、注意すべきことはたくさんあります。
契約前に弁護士に相談をするとともに、しっかりとした知識を身につけていただきたいと思います。