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COLUMN

弁護士・スタッフブログ / コラム

2010.08.06 / 桑原ブログ

法科大学院の問題点

先日、九弁連理事達による合宿が、大分県別府市の杉の井ホテルで開催され、法科大学院における法曹養成問題について、協議しました。
佐賀には法科大学院が存在しないため、今まであまり問題意識もないままに過ごしてきました。

弁護士などの法曹資格を取得するには、法科大学院→司法試験→司法修習を経なければなりません。
法科大学院で、入学者の7~8割が司法試験に受かって法曹になっていく、との理念の下に、司法改革が実施されたのですが、結局法科大学院が乱立し、各法科大学院における入学者のレベル、教員の質などにばらつきが生じ、司法試験の合格率が5,6割を超える法科大学院もあれば、1割未満あるいは1人も司法試験合格者が出なかった法科大学院が出てきてしまったわけです。1年目から合格率は5割を下回り、不合格者が受験する2年目以降は30%代、20%代と、合格率は低迷しています。

そして現在、法科大学院の統廃合が議論されているようです。
合格率の低い法科大学院は、地方の法科大学院に多いことから、仮に統廃合が進んでしまうと、真っ先にその対象となるのは地方の法科大学院ということになるおそれがあります。

日本全国に法曹養成拠点を目指そうという観点から、東京や大阪など大都市だけではなく、各地方にも法科大学院が開設されたのですが、その地方が真っ先に切り捨てられるような議論には、反対です。

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