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COLUMN

弁護士のコラム

公開日:2022.04.01

【代表インタビュー】次の10年へ「鳥の目で向き合う」

桑原ブログ

当事務所が毎月、発行する所報(A4判)が2022年3月、100号を迎えました。

冒頭で桑原代表のインタビューを特集しました。下記に転載いたしますので、ぜひお読みくださいませ。

――当事務所の所報が100号を迎えました。発刊のきっかけは。

顧問先に役立つ情報を届けようと2011年にスタート、10年余りになります。

当時は武雄オフィスだけで、顧問先は20~30社でした。個人事務所から法人化して1年がたったころで、所報は「組織としての骨組み」のひとつとの意味もありました。勉強会などで「読みました」と言われると励みになりました。

ホームページやSNSに取り組んだのもこのころです。世の中の動きをとらえ、参考例を柔軟に取り入れる姿勢はいまも変わりません。

――10年を振り返って節目となる時期は。

佐賀に続いて福岡オフィスを開いた(2014年)ころがマイルストーンです。

武雄で開業してから10年以上たって人脈もでき、とどまることもできましたが、チャレンジを選びました。

ところが福岡は当初、閑古鳥で(笑)。そのうち大忙しになり、武雄・佐賀・福岡の3拠点を新人弁護士2人とともにカバーし、膨大な案件を抱えて走り回っていました。

――現在地は。

現場のレベルアップを狙い、プレーヤーとして実務に戻っています。

改めて仕事の奥深さを再確認しています。紛争に巻き込まれた当事者は、不安から視野が狭くなりがちですが、弁護士は長期的なビジョンと多角的な、幅広い視点が大切です。

家事(離婚など)事件であれば、クライアントが「3年後に幸せかどうか」を考えます。
相手に納得してもらえるコミュニケーションも重要です。

100%の勝利なら喜ばれて当然ですが、何であれ「お世話になりました」と言われるよう、ベストを尽くした結果を腹落ちしてもらえる説明を尽くします。

テクニック?いろんな引き出しを駆使しますよ(笑)。

――これからのビジョンを教えてください。

30年以上法律にかかわってきました。

司法改革やチーム制など、挑戦し続ける「桑原イズム」を浸透させ、次の10年も後進を育てていきたい。
価値観のすり合わせができた10人の弁護士がいれば、10倍のスピードとパワーを発揮できると信じています。

幅広く「法律まわりのあれこれ」を手がけるとともに、最高裁で新判例を勝ち取りたいですね。

ご相談から解決まで、
高い満足度をお約束。

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