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COLUMN

弁護士・スタッフブログ / コラム

2011.02.08 / 桑原ブログ

シリーズ・弁護士激増時代(1)-弁護士人口を増やし過ぎてよいのか?

日本の弁護士人口が、先日3万人を突破したとの報道がなされていました。
私が登録した1998年(平成10年)には、16000人強ほどしかいませんでしたので、10年ちょっとで、倍近くに増えたわけです。

弁護士業界は、20年ほど前は、毎年の司法試験の合格者がせいぜい500人程度でしたが、5年ほど前から司法制度改革によって合格者が激増して、現在では毎年2000名ほどの新人弁護士が誕生しています。

私が武雄で弁護士事務所を開業したのは、平成10年ですが、そのときの佐賀県西部地区の弁護士は、武雄市内にもう1人しかいませんでした。県内全体でも、佐賀市を中心に30数名でした。
それが、今や鹿島市や伊万里市も含め、佐賀県西部地区の弁護士は9名に増えていますし、県全体では80名を超え、しかも毎年10名前後増え続けているという状況です。
将来的には、150人から200人程度にまでは増えるのではないか(今のさらに2,3倍)、とも言われています。

さて問題は、司法制度改革では、さらに司法試験合格者を3000人程度まで増やそうと制度設計がなされている点です。

現在でも、多くの弁護士達から、昔よりも相談が減った、依頼が減ったという声をよく聞く中で、合格者の増員ペースをさらに増やしてよいのか、あるいは現状維持でもよいのか、合格者数をむしろ減らすべきなのか。

弁護士業界では合格者数を減らすべきとの声が多数を占めています。
しかし、マスコミや経済界は、減らすべきとの意見は弁護士業界の既得権益確保のための声であって、そのような声に耳を傾けてはならない、との論調が目立ちます。

さて、どちらの言い分が正しいと思いますか?

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