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COLUMN

弁護士・スタッフブログ / コラム

2011.10.01 / 桑原ブログ

法教育について(関弁連大会シンポジウム)

桑原です。
九弁理事として,9月30日の関東弁護士会連合会の大会に,1泊2日で参加しました。
午前10時から,法教育についてのシンポジウムがありました。

中学校に,弁護士複数名が派遣され,中学生・教師とともに,公正とは何か,を考えさせる授業の映像が流されました。
お題は,以下のとおり。
皆さんも考えてみて下さい。

 震災発生後ほどないころ,被災地で,500人が避難生活をしている避難所に,ボランティアで300個のシュークリームを積んだトラックがやって来ました。さて,避難所で,どのように分けるのが公平なのか?

中学生数人が班を作り,そこに派遣された弁護士が進行役を務め,議論が開始されました。

シュークリームは細分化できません。
なま物であり,じっくり考えているほどの時間的余裕はありません。
食べ物も不足している中で,みんなが,なま物であるシュークリームを食べたいと考えました。

中学生達は,子供達に優先的に分けてあげるべきだ。
ボランティアで苦労して運んできてくれた人に,優先的に分けてあげたい。
様々な議論が飛び交っていました。

そういえば,「公正」とか「平等」という概念,いつきちんと理解できたでしょうか?
幼稚園児や小学生でも,実はしょっちゅう,公正や平等という概念を駆使しています。
よく「兄ちゃんずるい」「妹ばっかりひいきして」って言いますよね。

傍から見てると,「ずるいと言っているあんたが一番分かってない。」と思ってしまうものです
が,いずれにせよ,経験値が高まるにつれて,自分なりの「公正」や「平等」概念を,子供達は形成していくんだ,と感じました。

しかし,このような授業,実際にはあまり行われていません。

担任の先生も言われていましたが,小中学校では,正解のないような勉強は少なく,今回の考えさせる授業について,議論を最終的にどうまとめ上げるべきなのか,一番悩みました,とのこと。

しかし,大学や社会人になって初めて学ぶのでは,遅いのではないでしょうか?
我々弁護士達が,論理的に考える教育正義や公平といった法概念の根本的なところを学ぶ教育,を学校教育に取り入れるよう,もっと力を入れるべきだ,と考えさせられました。

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