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COLUMN

弁護士・スタッフブログ / コラム

2013.02.25 / 吉原ブログ

家事事件手続法-電話会議について

電話会議とは,裁判所に行かずとも,電話で裁判手続に参加できる制度です。

これまで,家事事件については,電話会議は認められていませんでしたが,
法改正により,電話会議が認められるようになりました。

しかも,民事訴訟法では,当事者の一方が裁判所に行く必要があるのですが
(民事訴訟法170条3項ただし書き),

家事事件手続法においては,当事者双方とも行く必要がなくなったのです
(家事事件手続法54条1項)。

したがって,被相続人Aが佐賀在住で,相続人Xが大阪,相続人Yが東京にいる場合,
佐賀に遺産分割調停を申し立て,相続人XとYが佐賀まで行かなくても,
大阪と東京から,電話で,佐賀での手続に参加できるようになりました。

この規定は,調停にも準用されていますが(家事事件手続法258条),
長時間の話し合いを基本とする調停にはあまり向かないものといえます。

しかし,話し合いがかなり進んでいて,調停条項の締結だけ利用したいという状況になった場合には,
非常に効果が大きいものといえます。

裁判所はどんどん利用しやすくなりますが,
民事訴訟法も早急に改正し,
当事者双方の電話会議が可能な制度にしていただきたいものです。

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