案件種別

遺産相続・高齢者問題
特別受益とは(死亡保険金)

特別受益」が問題となるケースとして、相続人が死亡保険金を受け取っている場合があります。

死亡保険金が「特別受益」にあたるかについて、平成16年に最高裁判所が判断しておりますので、概要を紹介します。

 

1 原則

保険金受取人とされた相続人が死亡保険金を取得したとしても、「特別受益」にはあたりません。

 

2 例外

しかしながら、

(1) 保険金を取得するための費用である保険料被相続人(亡くなった人)が支払っているものであること
(2) 死亡保険金は、被相続人の死亡により発生するものであること

からすれば、死亡保険金を受け取った相続人とその他の相続人との間で生じた不公平が、極めて著しい(最高裁判所の表現を変更しています。)場合には、「特別受益」に準じる扱いをすることになります。

 

以上が、最高裁判所の判断です。

 

基本的には、遺産分割の中で話し合うことではありませんが、死亡保険金の金額と遺産の総額によっては、遺産分割に影響が出る可能性があります。

 

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