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有効な設備投資とは ―リース契約とローン購入の違い―

【 Q 】

会社を立ち上げるにあたり、コピー機や社用車を持ちたいと考えています。リースかローン購入による取得を考えていますが、それぞれどのような違いがあるのか教えてください。

【 A 】

起業の際には、多額の初期費用が必要な場合があります。
リース契約ローンでの購入について、それぞれの違いを考えてみましょう。

 

◆誰のもの(所有権)?

リース

所有権はリース会社にあり、リース代金の支払者はあくまで商品を使用できるだけです。

ローン購入

原則として、商品の所有権は購入時から購入者にあります。
ただし、ローン購入の場合でも多くの場合、特約によりローン完済まで所有権はローン会社に残っています(所有権留保)。
よって、実質的には、一定期間支払い経過後に、所有権が購入者に移転することになります。

◆毎月の支払い以外の費用の負担は?

リース

リース期間途中での解約による違約金

ローン購入

頭金、修理・メンテナンス費用、税金。

◆途中で必要がなくなったら?

リース

リース期間満了後の場合、その後のリース代金は生じません。また、リース会社が商品を引き上げてくれます。
他方、リース期間途中での解約の場合、違約金が発生したり、そもそも解約できなかったり、残価分を一括で支払わなければなりません。
残価を支払ったとしても、所有権は移転していないため、その商品を第三者に売却することはできません。

ローン購入

性質はあくまで売買ですので、購入後は原則として解除できません。
通常、残ローンを一括払いすることでローン自体は終了しますが、この場合も違約金を支払う場合があります。ローン支払中は、商品の所有権がローン会社にあるため、購入者が勝手に売却することはできません。
もっとも、ローンを支払えば商品の所有権は確定的に購入者に移転しますので、その商品を第三者に売却することができます。

 

さいごに

リースやローン購入は、月々の負担が軽いため、安易に利用しがちです。

しかし、長期間当事者を拘束する契約であり、状況の変化により、思わぬ支出を余儀なくされる場合があります。
リース会社、ローン会社の契約書や約款により内容が異なる場合がありますので、特に、高額な商品の場合には、これらを十分精査する必要があるでしょう。

 

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