MENU
お問合せ

CASES

案件別コラム

公開日:2019.10.04

CASE

  • 相続・高齢者問題

遺産分割手続(分割割合)

目次CONTENTS

遺産分割手続の流れ

遺産分割手続きは、大まかに以下のような流れになります。

① 相続人の確認 → ② 遺言書の確認 → ③ 遺産の確認 → ④ 遺産価値の確認 → ⑤ 分割割合を決める → ⑥ 遺産の分け方を決める → ⑦ 書面化

今回は、このうち、⑤「分割割合を決める」について解説します。

前提

まず、相続分(分割割合)については、「遺言」で定めることもできますし、また、「遺産分割協議」においては、全相続人で合意できるのであれば、いかなる内容でも原則自由です。

しかし、遺言での指定がなかったり、協議による合意が出来なかったりして、法的に分割割合を確認する場合は、以下のとおりとなります。
遺産分割協議の際の参考までに、把握しておくのもよいかもしれません。

法定相続分

法で定められた原則的な分割割合(法定相続分)は、次のとおりです。

相続人 法定相続分 法定相続分
配偶者と子(子孫) 配偶者
1/2
子ら
1/2
配偶者と直系尊属(祖先) 配偶者
2/3
直系尊属ら
1/3
配偶者と兄弟姉妹 配偶者
3/4
兄弟姉妹ら
1/4
配偶者がいないとき 相続人の数に応じて原則均等割合

具体的相続分

上記の原則的な分割割合が「寄与分」、「特別受益」などといった考え方によって修正される事があります。
令和元年7月1日に施行された改正相続法において、親族以外の者(例えば、高齢者夫婦と同居している長男の妻)の貢献についても、金銭的に評価して分け与える「特別寄与料」という新制度も施行されました。
さらに、令和2年4月1日から、「配偶者居住権」の新制度も施行されます。