公開日:2020.04.07
CASE
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新型コロナウイルスの影響で経営が悪化|会社の倒産・立て直し・返済リスケどう進める?
![代表弁護士 桑原貴洋](/wp-content/uploads/2020/06/img1.jpg)
【本記事の監修】 福岡の弁護士 弁護士法人桑原法律事務所 弁護士 桑原貴洋 (代表/福岡オフィス所長)
- 保有資格: 弁護士・MBA(経営学修士)・税理士・家族信託専門士
- 略歴: 1998年弁護士登録。福岡県弁護士会所属。
日本弁護士連合会 理事、九州弁護士会連合会 理事、佐賀県弁護士会 会長などを歴任。
目次CONTENTS
Q.新型コロナウイルスの影響により経営が悪化し、会社の倒産を考えています。どのように進めればよいですか。
A. 会社の状況によりケースバイケースですので、お早めに弁護士にご相談ください。
営業の停止、債権者への説明、従業員への説明等々、会社の倒産とひと口に言っても、初動にて対応すべきことは様々あります。どれから手をつけるべきかはケースバイケースであり、会社の置かれた状況により異なります。
これらを適切に判断できるのは、倒産処理の専門家である弁護士をおいて他にはいません。まずは、弁護士にご相談いただくことをお勧めいたします。
当事務所では、会社の資金繰りや倒産処理等の借金問題について、無料相談(来所・電話・Web)を実施しております(初回30分)。お気軽にお問い合わせください。
Q.返済のリスケ(リスケジュール)について弁護士に相談できますか?
A. もちろん可能です。
新型コロナウイルスの影響で資金繰りが悪化し、金融機関への返済が困難となった場合の、返済のリスケ(リスケジュール)についても弁護士に相談できます。
リスケのための返済計画の策定等のお手伝いをはじめ、金融機関との協議の際の同席など対応することが可能です。
Q.新型コロナウイルスの影響により資金繰りが悪化していますが、なんとかして事業を立て直したいです。どのような方法がありますか。
A. 現時点では、平常時の事業再生や国の支援策を組み合わせたかたちで、再生の方法を模索することになるでしょう。
また、今回の新型コロナウイルスの問題を受け、様々な支援策が打ち出されています。
Q. コロナウイルスの影響で経営が悪化しています。すぐに受けられる融資制度などがあれば、教えてください。
A. 政府金融公庫による貸付としては、セーフティネット貸付、衛生環境激変対策特別貸付、小規模事業者経営改善資金融資があります。
詳しくは、最寄りの政策金融公庫に問い合わせをされた方がよいでしょう。
また、金融機関からの借入の際の信用保証協会の保証枠が拡大されており、セーフティネット保証4号、セーフティネット保証5号、危機管理保証という制度があります。詳しくは、最寄りの信用保証協会または取扱金融機関に問合せをされた方がよいでしょう。
Q.新型コロナウイルスの影響により資金繰りが悪化しているため、事業所の家賃を減額してもらうことは可能でしょうか。
A. 賃料の減額が交渉で認められる余地はあります。
当事務所では、貸主への賃料減額請求についてのご相談も承っております。
詳しくは、こちらのページをご覧ください。
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※本記事は、公開日時点の法律や情報をもとに執筆しております。