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  • 遺産相続・高齢者問題

相続分の譲渡

目次CONTENTS

相続分とは

相続分とは,積極財産(預金,不動産等)と消極財産(負債等)を含む遺産全体に対する相続人の持分の割合のことをいいます。

相続分の譲渡とは

相続分の譲渡とは,自分の相続分を,他の相続人や相続人以外の第三者に移転することをいいます。
例えば,「相続人Aが,相続分である1/6の持分を相続人Cに渡す」といったことになります。
なお,遺産となる個々の財産に対するものではなく,持分の全部でも一部でも譲渡することができます。

他の相続人に譲渡する場合は,他の相続人の割合を増やすという意味において,実質的には遺産分割に類似するものといえます。

相続分の譲渡方法

相続分の譲渡方法は,遺産分割より前であれば,書面でも口頭でも方式を問いません。
しかし,実務では,「相続分譲渡証明書」を作成(印鑑証明書添付)するのが一般的だと思われます。

相続分の全部を譲渡した場合

相続分の譲渡は,相続人としての地位を譲受人に移転させることをいいますので,相続分の全部を譲渡した相続人は,相続人の地位を失うことになります。したがって,遺産分割の調停・審判を申し立てることができません。
また,遺産分割調停・審判の当事者に相続分の全部を譲渡した相続人がいれば,同手続から排除されることになります(家事事件手続法43条,258条1項)

さいごに

遺産分割や遺産の譲渡でお困りの方は,当事務所までお気軽にご相談ください。相続のご相談は,相談料無料(初回30分)です。