公開日:2022.03.15
- 犯罪被害者支援の解決事例
元夫から不貞・暴力を受けた被害者の方へ、被害届の提出等の支援を行った事例
【本記事の監修】 弁護士法人桑原法律事務所 弁護士 桑原貴洋 (代表/福岡オフィス所長)
- 保有資格: 弁護士・MBA(経営学修士)・税理士・家族信託専門士
- 略歴: 1998年弁護士登録。福岡県弁護士会所属。
日本弁護士連合会 理事、九州弁護士会連合会 理事、佐賀県弁護士会 会長などを歴任。
目次CONTENTS
事案の概要
- 事件名:傷害事件
- 手続き(解決方法):民事訴訟、被害届・告訴状提出、事情聴取同行
- 請求額:340万円(ただし、離婚慰謝料、不貞慰謝料含む)
- 獲得額:120万円(ただし、離婚慰謝料、不貞慰謝料含む)
相談までの経緯
依頼者の方は、元夫による不貞、暴力を受けており、離婚するに至りました。
離婚後に、元夫に対して慰謝料請求訴訟(離婚、不貞、傷害)を提起しましたが、元夫は金銭の支払いを拒んでおり、傷害罪の被害届を出す等の被害者支援活動を行った事案でした。
弁護士の活動
弁護士が、慰謝料請求訴訟(民事訴訟)の提起、被害届・告訴状の提出、事情聴取の同行といったサポートを行いました。
結果
活動の結果、民事訴訟にて「慰謝料120万円を支払ってもらい、被害届は取下げる」という内容での和解が成立しました。