公開日:2022.03.15
- 犯罪被害者支援の解決事例
死亡事故の被害者のご遺族へ、民事訴訟や刑事告訴などのサポートを行った事例
【本記事の監修】 弁護士法人桑原法律事務所 弁護士 桑原貴洋 (代表/福岡オフィス所長)
- 保有資格: 弁護士・MBA(経営学修士)・税理士・家族信託専門士
- 略歴: 1998年弁護士登録。福岡県弁護士会所属。
日本弁護士連合会 理事、九州弁護士会連合会 理事、佐賀県弁護士会 会長などを歴任。
目次CONTENTS
事案の概要
- 事件名:業務上過失傷害
- 手続き(解決方法):民事訴訟、被害届・告訴状提出、事情聴取同行
- 請求額:2000万円
- 獲得額:300万円
- その他の結果:加害者は略式起訴(罰金30万円)
相談までの経緯
歩道を歩いていた被害者の方が、原動機付一輪車(荷物運搬用農耕機・キャタピラ付)を運転していた相手方から、左下腿背部等を轢かれてしまう事故にあいました。
被害者の方は事故から2年半後にお亡くなりになり、被害者のご遺族より当事務所にご依頼いただきました。
弁護士の活動
事故の加害者に対して損害賠償請求訴訟(民事訴訟)を提起したものの、相手方は金銭の支払いを拒んでいました。
そこで、業務上過失傷害罪の被害届・告訴状の提出や、事情聴取への同行などの被害者支援活動を行いました。
結果
民事訴訟では、300万円での和解が成立しました。
刑事事件においては、加害者は罰金30万円の略式起訴となりました。