公開日:2022.10.25
CASE
- 債務整理の解決事例
- 破産の解決事例
弁護士費用を分割で支払ってもらい、自己破産の申し立てをした事案

【本記事の監修】 福岡の弁護士 弁護士法人桑原法律事務所 弁護士 桑原貴洋 (代表/福岡オフィス所長)
- 保有資格: 弁護士・MBA(経営学修士)・税理士・家族信託専門士
- 略歴: 1998年弁護士登録。福岡県弁護士会所属。
日本弁護士連合会 理事、九州弁護士会連合会 理事、佐賀県弁護士会 会長などを歴任。
目次CONTENTS
事案の概要
- 債務整理の手続き:自己破産
- 借金の原因:事業資金
- 債権者数:9社
- 負債総額:820万前後
- 結果:免責
相談までの経緯
相談者が事業を始める際に、事業資金として借金をされていました。
いざ事業を開始したものの、経営がうまくいかず、借金がかさんでいき、結果、事業は早々に辞め、大量の借金だけが残ったため、破産をご依頼されました。
弁護士費用はすぐにお支払いただける状況ではないとのことでしたので、半年間に分けて、分割でお支払いいただきました。
弁護士の活動
自己破産の申し立てのサポート、債権者集会への出席等を行いました。
また、安易に事業を始めようとしたことについて、反省文を作成いただき、提出いたしました。
結果
裁判所には、申立内容がそのまま受け入れられ、同時廃止での破産手続開始決定が出たのち、スムーズに免責決定も出されました。