公開日:2022.12.13
- 破産の解決事例
(他社で多額の弁護士費用を提案されたが)より現実的な費用を提案し、受任した事案
【本記事の監修】 福岡の弁護士 弁護士法人桑原法律事務所 弁護士 桑原貴洋 (代表/福岡オフィス所長)
- 保有資格: 弁護士・MBA(経営学修士)・税理士・家族信託専門士
- 略歴: 1998年弁護士登録。福岡県弁護士会所属。
日本弁護士連合会 理事、九州弁護士会連合会 理事、佐賀県弁護士会 会長などを歴任。
目次CONTENTS
事案の概要
- 債務整理の手続き:自己破産
- 借金の原因:事業資金
- 債権者数:9社
- 負債総額:820万前後
- 結果:免責
相談までの経緯
会社の経営に行き詰まり、会社とご自身(社長)について債務整理のご相談をいただきました。
お話しを聞く限り破産相当であり、社長本人も破産を望まれましたので、破産で進めていきましょうとなりました。弁護士費用の話になったところ、社長のほうから、「別の法律事務所では破産の場合、法人・個人あわせて200万円の弁護士費用がかかる旨言われたが、そこまでの手持ち資金がない」とのご相談をいただきました。
弁護士の活動
200万円という数字も決して法外な金額ではなかったのですが、想定される業務量からすると200万円いただかなくとも十分対応可能だろうと考え、大幅に減額した金額で弁護士費用のご提案をさせていただきました。社長個人については法テラスによる扶助も想定できましたので、その点についても併せてご提案させていただきました。
結果
金額等にご納得をいただき、弊所にご依頼をいただきました。