公開日:2022.07.21
- 債務整理の解決事例
- 破産の解決事例
生活のためにやむなく借金を重ねた主婦の方の借金が免責された事例
【本記事の監修】 福岡の弁護士 弁護士法人桑原法律事務所 弁護士 桑原貴洋 (代表/福岡オフィス所長)
- 保有資格: 弁護士・MBA(経営学修士)・税理士・家族信託専門士
- 略歴: 1998年弁護士登録。福岡県弁護士会所属。
日本弁護士連合会 理事、九州弁護士会連合会 理事、佐賀県弁護士会 会長などを歴任。
目次CONTENTS
事案の概要
- 債務整理の手続き:自己破産
- 借金の原因:自身と子の生活費
- 債権者数:15~20社
- 負債総額:500万前後
- 結果:免責
相談までの経緯
依頼者様が借り入れをするようになったのは、子どもにかかる費用を捻出することができず、借金をしたことが始まりでした。
その後離婚をし、シングルマザーとなってからはさらに生活が苦しくなり、生活費や返済のために借金を繰り返していきました。
最終的にヤミ金にまで手を出したところで、いよいよ限界を感じ、弁護士に相談されました。
弁護士の活動
自己破産の申し立てのサポートを行いました。
ヤミ金との取引があったこともあり、通帳上には、不明瞭な取引が多数ありました。それらを一つ一つ可能な限り明瞭にした上で、申立書を作成し、裁判所に破産を申し立てました。
結果
裁判所には、申立内容がそのまま受け入れられ、同時廃止での破産手続開始決定が出たのち、スムーズに免責決定も出されました。
依頼者様の借金は事実上ゼロになり、再出発をすることができました。