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  • 借金問題(債務整理)

私的整理のメリット・デメリットとは

目次CONTENTS

[ Q ]

私的整理のメリット・デメリットは何ですか?

 

[ A ]

私的整理のメリット

私的整理は,法的倒産手続きとは異なり,交渉の対象を限定することができます。

たとえば,法人の場合,「この銀行とはリスケジュールの交渉をするが,この買掛先には優先的に支払いたいから同様の交渉はしない」ということができます。
債務者の信用あるいは価値を毀損しないようにするためには,そのような対応をとる必要があるわけですが,私的整理の場合はこれができます。

この,対象債権者の限定,これによる信用あるいは価値の維持が私的整理のメリットです。

私的整理のデメリット

一方で,私的整理においては,個別債権者の同意が得られないと,その債権者に対しては全額を(利息や延滞金も含め)支払わなければならないことがあります。
そのため,当該債権者が大口債権者であったり,事業用資産に抵当権などの担保権を設定している債権者である場合,私的整理としては上手くいかないことがあります。

また,債権者間の公平を必ずしも担保できるものではないことも,デメリットとして挙げられます。