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LEGAL COLUMN

法律コラム

公開日:2019.08.10

CASE

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  • 相続・高齢者問題

祭祀承継者の指定

目次CONTENTS

民法によれば、系譜、祭具及び墳墓の所有権は、慣習に従って祖先の祭祀を主宰すべき者が承継するとされています。

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「系譜」とは

系譜とは、家系図、過去帳など祖先以来の系統を示すものです。

「祭具」とは

祭具とは、位牌、仏壇、仏具、神棚など、祭祀、礼拝の用に供するものです。

「墳墓」とは

墳墓とは、墓石、墓碑だけでなく、その所在する土地の所有権や墓地使用権を指します。

祭祀主宰者はどのように定める?

祭祀主宰者は、第一に被相続人の指定、第二に指定がないときはその地方の慣習、第三に指定もなく慣習も明らかではないときは家庭裁判所の審判により定まります。

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さいごに

相続人が祭祀承継者について揉めることのないよう、遺言書では祭祀承継者としてふさわしい者を指定しておくことが望ましいところです。

祭祀承継者の指定に関してお悩みの方は、当事務所までご相談ください。

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092-409-0775

※本記事は、公開日時点の法律や情報をもとに執筆しております。